井上智博:作「キーゴ!」
放作協九州ワークショップ作品
井上智博:作「キーゴ!」
空想科学ラジオドラマ|宇宙の破壊王巨大ブーリ襲来! 地球の平和を守るため少年はキーゴと合体、一撃必殺のレーザービームが炸裂!
出演
古賀邦子(鳥栖市民劇団)
伊藤龍雄(鳥栖市民劇団)
渡辺えりな(エーライツ)
神田直樹(エーライツ)
音楽
グレゴリオ聖歌「怒りの日」
ヨハネス・ブラームス「弦楽六重奏曲第1番」第2楽章
収録:2021年9月28日
サンメッセ鳥栖(佐賀県鳥栖市)
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井上智博(脚本)
子供にとって、正義の心と特別な力を持ち怪獣を倒すヒーローは憧れの対象です。気弱で周囲からもからかわれていた少年がそのヒーローになり……この作品はそんなシーンから始まる地球を襲う脅威と戦い続けるヒーローの物語です。
また、この物語は今の社会と通じるものがあります。
コロナウイルスという脅威と最前線で戦い続ける医療人。
彼らは終わりの見えない戦いを当然のように強いられ、時には不当な批判や差別を受けることもあります。自らを犠牲にして社会に貢献しているにも関わらず。
この物語はそんな全てのヒーロー達に捧げる作品です。
ワークショップに参加して
シナリオスクールで脚本を学んだ経験があるだけで実際に作品を作成した経験の無い僕にとって、今回のワークショップはとても貴重な経験でした。
脚本は作品の元となる大事な設計図です。
僕は今までも、自分の中で完成した作品を考えていたつもりでしたが、作品が制作されていく中でその自分のイメージの作品と実際の作品との違いや、作品制作する上での自分の脚本家としての力の無さを感じることができました。今後はこの経験を生かし、より良い作品を制作できればと思っています。
最後になりますが、この機会を与えて頂いた日本放送作家協会九州支部様には心より御礼申し上げます。
2021年10月8日